2017-05-13 つまみぐい弁当/著:イシヤマアズサ 読書 「真夜中ごはん」に続いて弁当編。絵の仕事をしながら、アルバイトをしている著者がアルバイト先で食べるお弁当を紹介しているエッセイです。転職をして念願のお弁当生活になった私。お弁当の隙間を埋めるおかずの紹介が多くためになります。特に、水煮竹の子をレンジで簡単に調理する方法など「竹の子ってこんなに簡単に料理できるんや!」と驚き。お弁当の定番の卵焼きにカニカマを入れ、ごま油で作る事で簡単中華卵焼きにしちゃうとこなんて目から鱗っス!イシヤマさんの絵って、水彩とクレヨン?で描かれている独特の柔らかい風合いが良くて、たかぎなおこさんの絵も好きなんですが、イシヤマさんのタッチは野菜がすごくみずみずしさが出てて美味しそうなんです。お弁当って、何にも代えられない幸せがあるんだよな~との想いをイシヤマさんも感じているようで、お弁当って、「家の空気も一緒に詰めて運ぶ事のできる箱」「少し先の自分のために用意してあげる楽しい作業」と書かれていてとても共感してしまいました。そ、お弁当って少し先の空腹と疲れた自分を満たしてあげる魔法の箱なんですよね。^^簡単よりもっと幸せ弁当を作ってみたい方は是非一読あれ。