いつの間にか、れんげ荘シリーズの新刊が出ていた。
つかず離れず、いてくれると心強いお隣さんとの折り目正しいお付き合いという感じで、見ていて落ち着くれんげ荘です。
れんげ荘の話は、結構シリーズで出ているんですね。
時系列に追うと、この順です。↓
■45歳で大手広告代理店を早期退職したキョウコは、今にも崩れかけのボロアパートのれんげ荘に引っ越しした。
そこには、さまざまな個性豊かな住居人がいた。
■48歳になったキョウコは、相変わらず月10万円で暮らしていた。
普段は、読書や刺しゅうに打ち込み、過去にたくさんの伝説を持つクマガイさんと時々立ち話をするくらいの平和なれんげ荘に、謎の美女がやって来る。
■相変わらず月10万円できままに暮らしているキョウコ。図書館や美術館に出かけ、たまに甥っ子の門出を祝う食事会に出たりと相変わらずな日々を過ごしている。
気ままな暮らしをしているキョウコだが、実は、母親との仲はあまり良くなく、大手広告代理店を退職し、ボロアパートに住むキョウコをよく思っていない。
■穏やかに暮らしていたキョウコだが、母親が突然倒れたり、旅人であったれんげ荘の住人コナツさんの相談に乗ったり、少しキョウコの周りが騒がしくなる。
そして、最新刊が「おたがいさま」です↓
れんげ荘シリーズは、本の題名が全部違うので小さく書かれた「れんげ荘」の文字を見ないと群さんのネコ愛が強い本だと思っちゃうw
れんげ荘って、かもめ食堂の雰囲気があって大きな事件が起こるわけでもないのに、最後まで飽きずに繰り返し読みたくなります。
新刊から上2冊を読み落としているので、ちょっと内容が繋がらないとこもあるけど、面白かったです。
きっと、れんげ荘で暮らしてみたい人は多いでしょう。