最近、本を読むのが嫌いな子供について書くことがあった。
「活字離れ」や「読書嫌い」とも言われているけど、私もここで本を紹介することはあるが、決して昔から本が読めたわけではない。
本嫌いの子供について調べて行くうちに原因が分かった。
本が読めない原因、語彙力が少ない。
当たり前だけれども、言葉を知らなければ意味は分からない。
読んでも読んでも意味が分からなければ読まないし読めないだろう。
算数や数学で基礎も知らずに、応用問題に挑むようなもの。
調べて分かったことなんですが、子供が語彙力を増やす方法は読書なんだそう。
本の中に、分からない言葉が全体の15%程度であれば、それほど不自由なく読むことができるそうです。
それは、前後の文脈から何となく意味を察することができるからで、皆さんも、読めない漢字でも何となく意味を理解できた経験があるでしょう。
子供は、前後の文章から意味を悟って語彙を増やすそうなのです。
なぜ、こんなことを書いてるかというと…
ハリーポッターを読み切ったんですが、こんなに意味の知らない単語に出会ったのは初めてというくらい辞書を引きましたw
これは、本当に児童文学なのか、と思うほどの言葉の数でした。
翻訳本という事もあるのですが、あえて和語にしなかったのか、該当する日本語がこれだったのか謎ですが、日常的でない単語の嵐で自分の語彙力に引きましたw
あまりに多くて、一覧にしようかと思ったぐらいだよ(爆)
でも、知らない言葉に出会うのは楽しく、賢くなった気分でした。
(速攻、忘れたけど)
もし、文中に知らない単語や意味が分からない表現が出てきたら読み進められないだろうなと思います。
読書が苦手な方は、語彙力を増やすか今の自分の語彙力で読めるものを読むのが一番良いと思います。
コミックエッセイはとても読みやすいし、絵があるのでイメージしやすいです。
ハリーポッターが面白いのも、人物の肉付けがしっかりしていて、まるで本当に人物や学校が存在しているように感じるからです。
実写化されているものは、映像を見てから本を読むとストーリーや登場人物の姿や性格も分かっているので感情が入りやすくなります。
読書で養えるものの一つに「想像力」があるので、読書が苦手な人は先に映像を見て、活字を読みながら想像できるようにすれば、物語の世界に入ることができるでしょう。
+++
今日は、ちょっとコラムみたいな感じになりましたが、林真理子さんの「マリコを止めるな!」を読んでいて、活字離れを止めたいという内容が多かったので思わず書いてみました。
林さんが、「どうやったら本が好きになれますか?」という質問に、「ものを食べながら読めばいいんじゃないですか」と答えていて、思わず「それ、本を読むリラックス方法じゃん!」と突っ込んでしまいましたw
本を読みたいと思ってる人も多いんですね。
語彙力増やしてみては?
語彙力が増えると語学力も上がるよ。
言葉が豊な人は、外国語になっても豊かに話すことができるでしょう。
*文庫本