サヨナラ OL

社会人大学生(卒業)→理想の働き方求めて彷徨い中

【読書】脚本家の本

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橋田壽賀子さんと中園ミホさんの本が好きなんですが、このお二人の脚本秘話がすごい面白いのです。

 

橋田さんは、現:日本女子大を卒業後、早稲田に入り、松竹の女性初の採用となり早稲田は中退。

映画の脚本からドラマの脚本を書くようになり、結婚は40歳でTBS職員と、なかなか今っぽい女性の人生を歩まれています。

 

仕事をバリバリして40歳での結婚って、橋田さんの世代だと結構遅いと思うのですが、結婚後も仕事を続ける姿が何となく今の女性の働き方に似てるなという印象を抱いていました。

 

橋田さん最近お亡くなりになりましたが、橋田さんて何となく死なないんじゃないかと思ってたので突然の訃報に驚きました。

 

本にも死ぬことについて、たくさん書かれていたので、すごく悲しいというより予定通り悔いなく亡くなられたんだろうなという印象でした。

 

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中園さんは未婚の母になると決めた瞬間から、仕事の火がついたそうで、中園さんは根っからのぐーたら女なんだそうですが、私も火がつくまで時間がかかるタイプなんで、すごい突き刺さった言葉があって、

 

「ぐーたら人間にとって、就職試験に落ちる、失恋する、といったマイナス体験は、真人間になるまたとないチャンス。」-p44

 

これ読んだ時に、私はぐーたらにプラスして「プライドが高い」ってのもあるのでwww

 

マイナス体験を通して、もっと自分のプライドが折れればなと思いますw

 

無駄なプライドの高さが人生を無駄にしてる気がしてならない。

 

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 お二人が脚本を書く上で共通していたのが、書いていると登場人物たちが勝手にしゃべり始めるそうなんです。

 

大ヒットした「ハケンの品格」も、筆がなかなか進まないなか、突然、頭の中で篠原涼子さんが(キャラクターが)しゃべり始めたなんてエピソードが書かれています。

 

キャラクターの決め台詞も、テレビを見ていたり、取材中に相手がぽろっといった言葉だったり、なかなか拾ってくる場所が面白かったです。

 

特に、「ハケンの品格」や「やまとなでしこ」で取材した派遣の人たちやCAの人たちのエピソードは面白い。

 

ハケンの品格」は派遣さんのために作られたドラマと言っていいほど中園さんが力を入れていて、派遣経験者の私もすごい共感させられました。

 

昔、大学生だった年下の友達が、スナックのアルバイトで出会う会社の偉いおじさんと話しをすると「あぁ、こういう人たちが世の中を動かしてるんだなって思うんですよ」と言ってるのを聞いて、なぜか私は「若いなぁ・・・」と思った。

 

中園さんが派遣の人たちと接して「こういう人が世の中を動かしているんだな」と全く同じことを思ったことがとても印象的でした。

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橋田さんはセリフが長いことで有名ですが、長い理由が、用事をしながら動き回る主婦が、テレビの前でじっと見ていなくても耳で状況が分かるようにセリフが長くなったそうです。

 

橋田さんと中園さんは、朝ドラの経験者ですが、それがかなり苦しい仕事のようで、朝ドラが変に前向きな設定になっているのは、悲しい展開も朝だからどこか希望のある展開を入れて終わらなければいけないそうなのです。

 

大河ドラマや朝ドラ、民放ドラマの制作秘話など面白い裏話とお二人の人生の話など読み応えがありました。

 

何となく見ているドラマでも、こんなけのエピソードや秘話があって、こうやって作られているのかと面白かったです。

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