過去のブログで、「メイベルおばあちゃんの屋根裏部屋シリーズ」の本を読んだ話を書いたんですが↓
メイベルおばぁちゃんの屋根裏部屋シリーズ - サヨナラ OL
久しぶりに読みたくなり、今回は短編集を読んで見ました。↓
シリーズの中から抜粋したものを集めたもので2冊出ています。
このお話の舞台は、100年以上のまだ電気も通ってない頃のアメリカミシガン州で、作者の祖母メイベルおばあちゃんの幼少期の実際にあった実話に基づいて書かれています。
++++
「ホッブズおじいさん」というお話の中で、少し記憶があいまいなおじいさんの話が出て来ます。
今でいう認知症なんですが、メイベルのお母さんがホッブズさんについてこんなことを言います。
「人によっては年を取ると、時について、あとさきがごっちゃになることがあってね。今起こっていることよりも、ずっと昔に起こったことのほうをはっきり覚えていたりするのよ。(省略)元気で幸せでいるなら、どの時代に生きていたって、べつにかまわないんじゃないかしら」-p221
子供にうまく説明してるなぁ~とすごい印象に残りました。
そして、認知症の問題を幸せならどの時代にいたっていいじゃないて受け止めてあげるお母さんすごいな~と思いました。
そして、昔から認知症はあったんですね。
何となく、寿命が延びた故に生まれた症状なのかなと思っていたので。