突然、サザエさんにハマってしまった。
20世紀に見ていたサザエさんを21世紀で見るのと、
平成で見ていたサザエさんを令和で見るのと、
全然、違う。
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ご存じサザエさんは昭和感満載。
◆緑の冷蔵庫
(洗濯機も緑なので、この時代は白物家電ではなく緑物家電だったんですね)
今、書いていて気づいたのですが電子レンジがない!!(驚)
◆厚みのあるブラウン管テレビ
本の中に「磯野家の家電の歴史」というコーナーがあるのですが、このテレビは1988年から登場したテレビだそうです。
磯野家ではテレビが薄型になることは絶対ないでしょう。
ちなみに、冷蔵庫は5代目だそうです。
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2000年代に入ろうと磯野家から昭和の香りが消えることはありません。
それは、家族の形がずっと保たれているからです。
見ていて気付いた。
子供たちがしっかり正座している。
そして、波平さんとマスオさんが帰って来ると、子供たちでお出迎えしています。
フネさんが、子供たちに「もうすぐお父さんが帰って来ますからね」と出迎えの準備をするシーンがあって、子供は絶対にお出迎えをします。
その事は、サザエさんの制作会社であるエノケンのインタビューで「日本人らしい礼儀の心」を大切に描いているからなんだとか。
畳の敷き方は実際の日本家屋と同じで、掃除のときも畳の目に沿ってしているんだとか
何気に見ているサザエさんが違和感がないのは、日常生活が忠実に描かれているからなんですね~(なる~)
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突然、サザエさんに興味がわいたのは、見ていて「家広くない?」」と思ったからです。
一体、何LDKなの?
何畳の部屋?と、思わず畳の数を数えてしまいましたw
磯野家の間取りは、このページに詳細が描かれてあります。
答えを言うと、磯野家は5LDKの平屋です。
(広過ぎない?!www)
立体的に見たい方はこちらを見ればイメージしやすいです。↓
7人家族で、それぞれに部屋があり、更に客間があるなんて恐れいりますw
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サザエさんの設定も時代とともに少しずつ変わって行ってるようなんですが、驚くのはこれでしょうね↓
喫煙シーン。
マスオさんもタバコを吸うようなんですが、マスオさんはタバコも麻雀もパチンコもするので結構ギャンブルに強い方なんでしょうか(笑)
今は、子供やファミリー向けのアニメでタバコのシーンなんてないでしょうね。
忍たま乱太郎の初期の頃は、稗田八方斎(ひえたはっぽうさい)もタバコ吸ってたんですよ~。
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最近、じっくり見始めたサザエさんですが、淡々とした日常の話かと思いきや少し深い話があったりとなかなか面白いです。
今見ると、タラちゃんの足音が独特だったり、タマの驚く鳴き声に少し犬の声が混じってるような感じがして(爆)、大人になってじっくり見るといろいろ発見があって面白いです。
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この本では、実はカツオの5年3組の席順は全て決まっていることや、お友達は意外に近代的な2階建ての家に住んでいることが分かります。
サザエさんの声優の加藤みどりさんや脚本家の方や音声さんなどのサザエさんに関わっている人たちのインタビューが載っていて読み応えがありました。
あぁ、次東京行くときは絶対、長谷川町子美術館に行きたい。
まだもうちょっとサザエさん系の本を読み漁ってみようと思います。