時間はいっぱいあるのよ。
読んだ本まとめ
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サザエさんの東京物語
サザエさんの作者の長谷川町子さんは3姉妹で、その末っ子の洋子さんがお書きになった本です。
兄弟から見た町子さんの人柄や、お父さんは早くに亡くなっているので女家族の様子などとても面白かったです。
特に、妹から見た町子さんが結構ハチャメチャな人でw
町子さんが生きてたら激おこなんじゃないか?って思うほどリアルな町子さんがそこにいます。
恐らく町子さんは、サザエさんではなくカツオに近い存在だったのでは?なんて思います。
海外旅行も結構されていて、クリスチャン一家だったのでイスラエル旅行にも行かれていて、イスラエル近辺て情勢が不安定なので、行ける機会が少ない国なのですごいなと思いながら読みました。
町子さんがお亡くなりになった後に、国税局が来た話などとても面白かったです。
洋子さん自身が面白いのか、文章が面白いのかとても読みやすかったです。
ちなみに、洋子さんの娘のたかこさんは、ワカメちゃんのモデルになった方で、今パリにお住まいなんですが、たかこさんの本も負けず劣らず面白いんです。
パリにいるのに、全然おしゃれなパリが伝わって来ない感じとかww
オシャレじゃない親父はパリにもいるとか(この話は本には載ってないのですが)、海外の現実を嫌味なく伝えられる文才力の持ち主
↑これ面白かった。
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ヒキコモリ漂流記
以前に、読んだ山田(ルイ53世)さんのこの本↓
読む順番を間違えたようで、ヒキコモリの方を先に読めば、なぜ山田さんが娘さんに貴族だとバレたくないのかが分かります。
山田さんが、六甲学院中学出身だと聞いて初めて兵庫県民だったんだ!と知り興味がわいて読んだのですが、引きこもるきっかけは十人十色なんですね。
子供には子供の事情があり、大人には大人の事情がある。
山田さんの受験合格とともに崩壊していく家庭。
再起を何度もはかるも、ことごとく上手く行かない山田さんが貴族になるまでの本です。
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そして誰もいなくなった
題名は超有名ですね。
世界的に有名なアガサ・クリスティーですが、一度も読んだことがなく試しに有名なこの本を読んでみました。
なるほど、面白い。
9人の男女が孤島に集められ一人一人殺されて行きます。
この9人の中に犯人はいる。
一体それは誰なのか・・・
もう、登場人物とバックグラウンドが多すぎて書きだしたよ!(爆)
赤が女、青が男。
「この人が犯人かもしれない!」と思ってた人は全然違ってましたw
アガサの本は、シリーズで読んで見ようと思います。
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校閲ガール ア・ラ・モード
前回読んだシリーズの2冊目↓
この本すごい読みやすくてサラサラ読める。
複雑じゃない文章や、一人一人の人間模様の書き方が分かりやすくて児童文学じゃないのが不思議です。
前も言ったけど表紙どうにかならないのかなw
シリーズ2冊目は、河野悦子を囲む人たち一人一人の話になっています。
ドラマと違う部分も多く、本は本で楽しめる1冊です。