映画館が平日の19時までで再開されましたぁ~!
4月に公開されて観たかった「ブックセラーズ」観に行ってきました。↓
関西は、シネリーブル神戸でしか上映されていません。
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「ブックセラーズ」が何を指しているか分からなかったんですが、NYで開かれる世界最大規模のブックフェアに集まったブックディーラーや書店主、コレクターたちの本への並みならぬ愛と知識と伝説(?)を紹介するドキュメンタリーです。
日本では、「本が売れない」と言われています。
若者は紙ではなく電子書籍を好む傾向にあり、それはどこの国も同じのようです。
しかし、「ブックセラーズ」は、紙からデジタルを嘆くのではなく、もっと楽観的でコレクターたちの面白み(?)が全面的に出ています。
彼らは、紙の本を愛し紙の深さを知っているので、「kindle」を軽蔑していますw
「7年前の(パソコン)ファイルを開くことはできないけど、500年前の本はめくることができる」と古い本をめくるシーンは奥深いです。
ある書店主が、「装幀がもっと注目されるべき」と、ものすごいキレイな本が出て来るのですが、まるでペルシ絨毯のようでした。
電子書籍は、ミレニアム世代のせいなんて言われるけど、20代は紙の本を読み、電子書籍は、40代が一番読むのよ。なんてどこかの調査結果を言うシーンも(本当かな?)
セラーズたちの座談会で、彼らの仕事の面白さが一発で分かるセリフがありました。
「俺たちは、本の歴史を売買するんだ」
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アメリカのドキュメンタリーっぽく、いろんな人のインタビューと軽快なBGMにテンポよく進んで、中だるみなく見終わりました。
映画のBGMがジャズなので、喫茶店でコーヒー飲みながら鑑賞してるかのようです。
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毎回、この地下に降りていく赤絨毯にわくわくします。
公開直後に、自粛要請があり閉館していたので、公開期間が短いものの壁を使って大々的にPRされてました。↑
映画終わって外出たら、なんと!晴れ間が出て日差しがさしていました。
そして、さらに驚いたのが、ケニーヒスクローネホテルの裏入口が真ん前にあった!
入口可愛かったです。^^