先日、尼子騒兵衛展に行った話を書きました↓
(たくさんのアクセスありがとうございました)
展示物の中で、尼子さんの漫画に込めた想いなどがコメントと一緒に展示されていたのですが、尼子さんの「希望」を持つことへの拘りが紹介されていました。
展示されていた原画は、落乱の50巻でした。
尼子さん自身、希望を持つことをとても大切にされていて50巻の中で山田先生が、
「そう 人間はな希望がないと生きていけないということだ」と言います。
それについて学園長がこう問います。
「よいか もしこれからの人生なぁ~んにも いい事がないよと言われたらどうだ?」
↑嫌だよよね。つーか、生きて行けないww
山田先生:「では なぜ今われわれが生きているか」
学園長:「これから先 早いか遅いかはわからんが なにかいい事が待っているからじゃないかな?」
庄左エ門:「つまりッ!!希望がなければ人は生きてゆけない。がッ!!翻って考えると生きているということは それだけで未来に何か希望が つまりいい事が待っている証拠だということですねッ?!」
と庄左エ門が平太のセリフをぶんどってまとめます(爆)
++++
今までたくさんのご病気をされて来た尼子さんだから、希望を持つことの強さを知っているのでしょうか。
尼子さんが脳梗塞で倒れた時、右半身が全く動かなくなった時、リハビリを続け10か月後に最終巻を出されます。
最終巻の6年生全員が載った表紙は、定規を使いながらもなんとか描き上げた絵なんだそうです。
尼子さんはインタビューで、「私たちは、何かいいことが用意されているから生きているのではないか、と感じています。」とおっしゃられています。
私にも何か良いことが、この先あるんでしょうか。
とても小さな事かもしれませんが、そういった小さな事がたくさんあるから人は生きていけるんでしょうね。
尼子さんインタビュー→
◆「脳梗塞から奇跡の復活」尼子騒兵衛がいま病と生について思うこと