難しい心理学の話は抜きにして、「あなたの心がどうなのか」にスポットを当てることで人気の心屋仁之助さんの著書です。
何となく実家に帰りたくない。
でも、帰らないと親不幸と思われるし。
いや、年末に実家に帰るとか当たり前でしょ?!
帰らないと後で後悔しそうだから帰ろう!
と、帰省の季節になると迷う人も多いはず。
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この本は、「あなたの本心はどうなの?」が中心に話が進んでいきます。
人は、自分がどうしたいかではなく、周りがどうしてるかで行動を決めてしまうものです。
あなたがお母さんを嫌ってるように、お母さんもあなたのこと嫌ってるかもよ?なんて言葉が出てきてドキリ。
そう、親子だって相性ってもんがあるんです。
世間の常識を自分の常識にせず、自分の心の望むままにすれば良いんだよと本には書かれています。
「いや、そんなの無理でしょ!」と思っても、この本を読み終える頃には、「好きにさせてもらうわ」と思うはず。
何も難しいことはない。
あなたがどうしたいのか、ただそれだけの話を再確認(確信)できる本です。
結衣という女性と心屋さん扮する「じいさん」というキャラクターの会話形式で話が進んでいくのでとても読みやすい本でした。