何気に読んでみたら、すごく読みやすく「もし同じ立場になったら?」を想像しやすい本でした。
作者の藤河るりさんは、36歳で卵巣がんを告知されます。
手術と抗がん剤治療で現在は、経過観察中だそうです。
突然病気を宣告されたら誰だって戸惑うはず。
風邪を引いたり頭痛がしたり、日常の病気なら一度は経験してるから体も心も免疫力があって、どう対処したら良いか分かりますが大きな病気はたいていの人が初めてだから心の持って行き方って分からないんですよね。
そんな「大きな病気」をした藤河さんが、闘病中に感じたことや現在の医療について重すぎず軽すぎず、誰かが自分の立場になったら?な目線で描かれています。
イラストが全員「鹿」だから可愛いよ。
お父さんのキャラが、なかなか面白かったw
抗がん剤治療で髪が抜けるのどうして?
治療中は生もの食べちゃいけないの?!
体調の変化ってどんな感じ?
ドラマや映画の中に出て来るがん患者さんとは全く違う現状が出て来ます。
もし、私が藤河さんと同じ立場になったら藤河さんのこの本にすごく助けられるなと思う一冊でした。
2も出ているようです。↓
これも読んでみよう。