本屋で手にした瞬間「読まんでも分かるおもろいやつや」と直感した。
恐らく「ヘロヘロ・ヨレヨレ」シリーズではないかと思います。↓
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仕事が激減したライターの著者渡辺さんは、副業のためウーバーイーツの配達員を始めます。
渡辺さんは、身長180cm超えの体重約100キロというメタボ・糖尿病・高血圧・脂肪肝という病気パラダイスのため医者の勧めもあり運動になる配達員をしているようです。(実際、配達員を始めて10キロ痩せたそうです)
私の家の近所には、ウーバーの配達員がめちゃめちゃいて、マクドナルドの前に配達員が常に待機しています。
マクドナルドの前以外にも、公園やあの角を曲がった白い壁沿いにいつもいる配達員などウーバーシティのようですw
正直、その光景があまり良くなく・・・
あまりウーバーを頼む気になれないのですが、友人も「ウーバー見ると『あぁ、あの人がウチに来るのか』と思うと頼む気になれない」と言っていました。
渡辺さんもこの件に触れていて、やはり「待機」している光景はあまり宜しく映らないようです。
配達員が増えると、それだけいろんな人が増えるわけで一定数のマナー違反者は出てくるとのこと。
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この本は、これからウーバーを始めようと思っている人より「よくウーバーを利用する人」にお勧めです。
なぜなら、「なぜ、注文から配達までに時間がかかるのか」「なぜ、包装がこんな状態で届くのか」「なぜ、毎回違う人or同じ人が来るのか」など、配達される側の「?」が分かるからです。
渡辺さんは、冷たい物と温かい物を同時に運ぶ時やケーキなどのトッピング系(スタバのホイップクリームなど)を運ぶ時はいろいろ頭を悩ますそうで、その苦労が報われない評価を得た時、「考えなしに配達しているわけではない」という一言が可哀そうになりますw
また、都心ならではの高級住宅街や複雑なタワーマンションへの配達など一般人が知らない住宅事情なども書かれていて面白いです。
これを読めば、空腹時にイライラせず待てるかも?w