(※注:長いわよ)
ぼごみーの出世作なのか、韓ドラに疎いアタシでもこれは知ってる。
ソンヘギョの顔が好きで、何となく彼女の出てる作品は知ってる。
アマプラで配信してるの知ってたんですが、なかなか見る気になれず「マイアイテム」の中でずっと寝かせてたw
とうとう目覚める時が来たのか、うっかり見たらうっかり見過ぎてしまったw
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きっと母性本能をくすぐるであろうぼごみーは、残念ながら私の母性をくすぐってはくれなかったけど、彼のセリフは恋愛音痴のアタシの心をくすぐってくれた。
スヒョン(ソンヘギョ)の出張先までボロい車でやって来たジニョク(ぼごみー)は、「会いたくて来た」とスヒョンに告げます。
自分の気持ちに困惑しているのでしょう、半信半疑な告げ方です。
テギョン(ぼごみー)はスヒョン(ソンヘギョ)を好きになる気持ちを否定せず受け入れていきます。←このあたりが、恋愛音痴のアタシにはできない技w
ずっと、誰かの言いなりの人生を送って来たスヒョン(ソンヘギョ)は、親しくなっても別れることが辛くて、ジニョク(ぼごみー)の気持ちを打ち消そうとします。
しかし、ジニョク(ぼごみー)は言います。
「誰かを想うことに、意味があると思います」
辛い(爆)
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なんだろうな、こういう設定のドラマってごまんとあって、どれも似たり寄ったりで面白みがないけど、この作品があまりにもポエム的に作られているからなのか、心情中心に描かれているかならなのか、泣いちゃうんですよねww
そう、泣いちゃうのww
スヒョン(ソンヘギョ)に感情移入しちゃう。
「耐えることには慣れている。大丈夫、大丈夫」と泣くスヒョンに私も涙する。
親の奴隷となり、自分の意志も感情も押しつぶして「マネキンより笑わない」人間になってしまったスヒョンと自分が重なる。
感情を殺しきれず演じ切れない自分を責め、風呂場で泣いた。
好きな人が出来ても、自分の異常な環境と人生を知れば拒絶されるんではないかと人を恐れていた私(今もか)
耐える彼女に、寄り添うテギョン(ぼごみー)がいてくれて、何だか私の心は救われる
私の人生に、ジニョク(ぼごみー)はないけど、自分みたいな人が誰かに救われると、私の心も救われる気がするんだよ。
助かる時が来るんだと、分かってくれる人がいるんだと希望になる。
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ところで、ちょいちょい出て来るこの人↓
どう見ても、フジワラのフジモンにしか見えない名脇役の「コ・チャンソク」さん
太り過ぎて首がないのはご愛敬(爆)、いつも主人公周辺にいる女上司とつるみながら主人公を支えています。
プサン出身なのか方言を話すことも多い。
ひょうひょうとした面白い演技をされる、とても好きな俳優さんの一人です。
スヒョン(ソンヘギョ)の専属運転手として、スヒョンの支えになっているのですが、仕事と家の往復ばかりでテギョン(ぼごみー)に会おうとしないスヒョンにこう言います。
「時間が過ぎるのは早いぞ。大金でも取り戻せないんだぞ」
耳が痛いw
もっと、恋愛できるように動かないとって思う。
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まだ、6話までしか見ていないので今後恐らく別れそうになったりするんでしょう。
でも、くっつくんでしょう(爆)
このドラマが他の年上女と年下男と違うところは、女性の年齢にフューチャーされていないからでしょうか。
30歳になったからワーワー喚いたり、合コン行きまくって焦ったりな描写がなく、ソンヘギョの引く手あまたな美しさに焦りを微塵も感じさせない女余裕な位置が良い。
この歳になって分かる。
年上女が年下男に想われるなんて羨ましいと思うだろうけど、それはそれで女からしたら負担で、生きてきた時代や同じ老化を共有できないのはしんどくて。
最初は熱意あって近づいてくれるけど、いつかは現実的になって離れて行くんじゃないかと怖くなったり・・・
あれ?アタシ、年下と恋愛してた?(爆)