金曜から仕事始めでした。
年明け一発目なので、年賀状と郵便物の仕分けで1日終わった感じです。
みんなひたすら一人一人に「あけおめ」の挨拶を言って回っていて、ちょっと引きましたw
私はあの腰をひたすら曲げて挨拶するの苦手なんですよね。
出勤して、すぐ連休入って今年一発目も給料少ないだろうな~(爆)
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以前、料理が中心の小説を読んでから時々グルメ小説が読みたくなります。
アマゾンのレビューなんかを参考に適当に見繕って読んでみました。
◆みかんとひよどり:近藤史恵
フランス料理店のシェフ潮田が、狩りの最中に森で遭難してしまい大高という猟師に助けられるところから話は始まります。
フランス料理の食材を中心に話は進んでいくのですが、「食材が手に入らない」とは食材(動物)が手に入らないだけでなく「解体問題で手に入らない」という意味もあるんだと知りました。
出された物を食べる側の人間からすれば、「動物を解体するって、そんな許可が必要なんだ!」とか動物の皮にはダニなどもついているので、厨房で処理をしていて飛んだダニが客や従業員を噛めば営業停止(店内消毒)になってしまうんだそう。
ストーリーは、料理とは違う方向に流れていくのですが、食肉を扱うとこういうことも起こりうるんだなぁと思いました。
近藤さんはグルメ小説をよく書かれている方で、すごい勉強になった今回の「みかんとひよどり」でした。