一昨年くらいからすごい小説を読んでいるのですが、小説を読みまくって、あることに気づきました。
それは、
売れてる作家の本は間違いない。
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「一度も読んだことのないけど有名な作家さん」セレクトで読んでも、すごく深く入り込める。
「小説に身を任せられる」という感覚に陥ります。
まるで川(文章)に身を浮かべてたら海(結末)まで勝手に流れるつくような感覚です。
スラスラスとは、このことかと思います。
また賞をとっている本は、ちゃんと書けてると判断されたものなので、新人作家さんだとちょっと読みにくいものもあるのですが、それでも話の核は読み取れます。
私が「有名だけど知識なく読んでみた」作家さんは、東野圭吾さんです。
東野さんすごいですね。
東野さんの書くクセを知らなくても、ずっと読み進めているとどっぷり小説の中に浸かっています。
犯人が分かっているときは、早く犯人だと断定して!と読む気持ちが昂ります。
池井戸潤さんも、先に読み進みたくて焦ります。
上手い作家さんは、焦らされるんですね。
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こんな作家さんもいます。
「この人、すごい調べてるんだろうな」と感じる小説です。
東野さんは、ミステリーやサスペンスなどの推理小説で池井戸さんは働くことが中心の社会派という感じに、それぞれが持つジャンルがあります。
中には、この人のジャンルは何だ?と思う作家さんもいて、私は近藤史恵さんを読んだときに「いろんなジャンルで書く人だな」と思いました。
どんな舞台設定でも、物語としてくるくる展開させるのが上手な人だなぁといつも感心します。
読んで間違いない作家「近藤史恵」という感じです。
たくさん小説を読んでいると、面白い本を見抜く力がついてきます。(発見)
近藤さんが参加されてるので読んだんですが、他の作家さんのもめっちゃ面白かったです。↓