今では年間100冊ほどの本を読みますが、
数年前まではエッセイやノンフィクションの本を少し読む程度でした。
小学生の頃はうろ覚えですが、図書室へ行く時間があり、その時は「こまったさん」や「わかったさん」などの児童文学を読んでいました。
中学から高校までは一度たりとも図書室へ行くことなく終わりました。
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そんな私が大人になり苦手な小説を進んで読むようになったのは、以前の職場に従業員が利用できる図書館があったからです。専門書以外にも小説もありました。
話題の小説もあり試しに読んでみるととても面白い。
しかも、関係者のみが使用できる図書館なので本もきれいでいつでも貸出可能でした。
「聞いたことのあるタイトルだな」「表紙が可愛いな」くらいの気持ちで読んでいると、どんどん読めるようになり、いろいろ読みたくなってきました。
残念ながらその職場は緊急雇用だったため、あっという間に任期満了になりました。
残念すぎて、また戻ってやると思っています。
そこで読む習慣がつき、引き続き小説を読むようになりました。
以前のように啓発本やエッセイなども読みますが、小説を多く読み小説の「読み応え」を知るようになりました。
過去を振り返れば、本を読んで楽しいと思ったのは小学校の頃に読んだ「こまったさん・わかったさん」シリーズでした。
自分はこういう不思議な世界が好きなんだと思い、試しに図書館の児童文学コーナーに行くとアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」など有名な作品が児童向けにありました。
子ども向けは「クリスティー・ジュニア・ミステリ」というシリーズそうです↑
大人向けの小説も子供向けにふりがながを打って出版されており読んでみるとめちゃくちゃ面白い。
自ら外国小説のコーナーに行くことはなかったと思うので、アガサの出会いが嬉しかったです。
児童書のコーナーって、現代的なテーマを扱ったものもあって大人でも面白く読める「掘り出しもの」がたくさんありました。
子ども向けは、文字も大きく挿絵で「今、どういう状態」というのが分かって「本を読んでみたいけど、どれを読めばいいかわかない」人には児童書コーナーがお勧めです。
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こんだけ読んでるんだから、この読書量を何かに代えたいと思っているのですが、このブログで紹介するにも「良かった」んだけど感想が特にない本もあって、書評って難しいなと思います。
書評する人も文才がいるんだなと思いました。
私は、職場の図書館がきっかけで本を読むようになり児童書コーナーのおかげで読むジャンルが広がりました。
読むきっかけは人それぞれだと思いますが、一番本が読める場所は電車の中というのは同僚と意見が一致しました。
もし、通勤時間が長い方は一度本を読んでみてください。
あっという間に目的地につきますよ。