アマプラオリジナル作品
舞台は、1950年代のアメリカ
夫と子供二人とマンションの階層別に両親と暮らす金持ち主婦ミリアム・メイゼル
そんな彼女の仕事は、
本編では、「コメディアン」「スタンドアップ」ともされています。
日本だと・・・
(画像元:よしもとニュースセンター)
マイクの前に立って、即興でお客さんの反応を見ながらネタを披露する・・・そう、ウィル・スミスにビンタされた彼のお仕事です。
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ミリアムが、スタンドアップを始めたのは、夫の
浮気 浮気相手↑
鉛筆すらろくに削れない秘書ペニー・パーンとの浮気で離婚へ
打ちひしがれたミリアムは、ベロベロに酔ったまま行きつけのバーへ
酔って話した内容に客が大ウケ
彼女は繰り返す「夫の浮気相手が、ペニ~~~パーーーン!!よ!」
「ぺ二~~~パーーーーン!なのよ!」
この名前繰り返されるとすっごいツボるw
バーにいたスージに才能を見込まれ本格的にスタンドアップを始めます。
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このドラマとにかく話がまとまらないww
ミリアムは、漫談をする一方で百貨店の化粧品売り場に就職。
しかし、いつの間にか百貨店を辞めており、婚約までした恋人ともいつの間にか別れていた。
いつ何がどうなった?!(爆)
話の中心はミリアムだけに限らず、
ミリアムの父は大学教授を辞めて革命家を目指し、母は仲介業に乗り出す
元夫の両親は、息子の嫁探しに奮闘する母と家業に忙しいながらも息子の仕事にあれこれうるさい父親
元夫は、クラブ経営に乗り出しそこで出会った中国人メイと恋愛関係に
全員が同じボリュームで出て来るし、キャラも濃いのでメイゼルが結局漫談家として成功するのかしないのか、うまくいくのかいかないのか謎w
彼女がシーズン1から喋って
喋って
喋っても
シーズン4でも成功しない!w
嘘だろー。
2017年からシリーズ5年もやってんのに、彼女は成功しない!ww
シリーズ10くらい行かなきゃ成功しないんじゃないかw
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はっきり言って、めちゃくちゃ面白い作品ってわけでもないんです。
でも、見やすい何かかがあるんです。
それは、ザックリとした描き方にあると思います。
メイゼルは幼子が2人いて、バーで仕事をしてるので夜に出かけて帰って来るのは深夜。
でも、子どもとの泣きの場面がないんです。
この作品が日本で製作されたら、ミリアムは働くワーキングママで夜に子どもを置いていくことに罪悪感があってポロポロ泣くシーンが出てきて、子どものために仕事を辞めようかなんて場面が絶対あると思うんですが、
そういった描写が一切ない
これはミリアムが漫談家として成功するかのお話だから、子どもを持つ母親が漫談家として成功する話じゃない。
ミリアムのネタは、男に負けじとド下ネタだけど話の中盤で必ず出るこの言葉
「どうして女だけ」
もうこれに、彼女が女であり母親であり女のコメディアンである苦労が凝縮されてる。
だから、もうワーママの苦労なんてわざわざ描かないの。
彼女は、今日も最強にカワイイ恰好をしてゴリゴリの男社会で、足の引っ張りあいをしながら最強の挫折を味わいながらマイクの前で喋りまくるのです。