ハリーポッターの続編があると聞いていたけど、舞台用の本だと聞いて読んでいなかったのですが(ト書きだと思ってた)、読んでみたらセリフしかないけど面白かった。
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ヴォルデモートを倒したハリーは37歳になっていた。
息子2人に娘が1人いて魔法省に努めるハリー・ポッター
次男のアルバス・セブルス・ポッターとは、何となく意思疎通ができずにおり、寮組み分けでスリザリンになった息子との溝は深まるばかり
ホグワーツ特急で、ドラコ・マルフォイの息子スコーピウスに出会う
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この物語は、ハリーの次男アルバスとドラコの息子スコーピウス中心の話です。
ヴォルデモートの力が増す前に、逆転時計(タイムターナー)は全て壊されたはずなのに、残っていた逆転時計が見つかり、それを使って過去をいじったことで、ヴォルデモートを倒した世界からハリーポッターが死ぬ世界が出来上がってしまうお話です。
えー、ハリーが負ける世界ってどんな世界?!
物語的に絶対アカン展開なんですけどww
面白いのが、もしハリーがスネイプ先生を尊敬し、その子供にスネイプ先生の名前を付けていると本人が知ったらどう反応するか?が分かります。
そして、過去をいじったことで、セドリックが死喰い人になる展開が面白過ぎるw
辱めを受けたセドリックがやけを起こして死喰い人になるって、ちょっと強引じゃない?と思った。(だって彼、顔も性格もイケメンなのよ)
あと、大人になったドラコとハリーの関係ね。
大人になった二人の関係性が結構面白いんだよね。
そして、ドラコの息子はドラコと違って驚異的に良い子w
そんな人間模様も面白いです。
「もし、ハリーポッターがヴォルデモートに殺されていたらどうなっていたか」
この展開が知りたい人には、お勧めの本です。