最近、宗教2世を扱うコミックが多くなりましたね。
宗教2世は、大型宗教ではなく新興宗教のことなんですが私も最近連続して何冊か読みました。
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●組織から出た人たち
熱心に信仰してたんだけど、途中で気づいて止めた2人
新興宗教って、「沼」にどっぷりハマれる体質の人には向いてるけど、「気づき」が早い人には向いてない。
新興宗教って家庭に持ち込むのは大抵母親で、子供全員を取り込もうとするんだけど全員は無理なんだよね。
子供のうち一人は取り込めない。
「熱心に活動してるけど実は信仰がない人はいる」って説明超分かる。
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●組織に入った人
富美加ちゃんはね、「事務所に恵まれなかった」←これに尽きるw
きっと、事務所と本人の仕事の方向性が合っていたら、出家しなかっただろう。
水着の仕事強要するってセクハラにならないのかね、って思っちゃう。
少年漫画独特のエグさとか、あのグロさを芸術的にする感じに拒否反応示すのは、ちょっと分かる。
狂気的な役をやって、俳優として認められる風潮に抵抗を覚えるのも分かる。
でも、ソコに行かなくても良かったんじゃない?って感じもするw
(「家政婦のミタゾノ」で分かったけど、富美加ちゃん演技上手いのね)
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●組織自体を信じてなかった人
一般信者2世でも大変なのに、教祖様の2世の「大変」は大変の域を超えているw
youtubeで、突然ぶっ飛んで出てきたけど他のチャンネルでトークする姿はごく普通の青年な印象です。
むしろ、物腰が柔らかく突拍子な感じが全然ない。
洗脳しやすい、のめり込みやすい親の元に「真っ当さ」や「気づきが早い」気質を持った子供が生まれたら、その子供は大変だ。
子供が「異常」扱い。
この本を読んで思うのが、会社も宗教も政治も同族経営はうまくいかないってこと。
同族経営の甘さやゆるさ、「自分たちだけが得したい」っていう欲が中心なんだよね。
これからは、陽の当たる世界で人生謳歌してほしい。
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宗教2世の本で、SOUKAが見当たらないのは気のせい?