◆京都特別演奏会【完売】 | 公益財団法人日本センチュリー交響楽団
8月10日に京都であった久石譲さんと日本センチュリー交響楽団のコンサートに行ってきました。
6月にふと「久石さんの演奏聞きたいな~」と思ってネット検索してみると、京都で一番安い一番前の席が一席だけ空いていたので瞬間的に取っていました。
京都のホールなので座席価格もお安く、一番高い席も8,000円ととてもリーズナブル。
8月開催の6月発売なので、まだ空席も多く「こんなもんなのかしら?」と思ったらいつの間にか完売になっており当日券もありませんでした。
私は、ステージのバックの席だったので指揮者の久石さんと対面する形での着席だったので久石さんの表情や動きがよく見えました。
指揮者は全てを手で支持するので、全員で挨拶する時は久石さんが両手ですくい上げる動作をすると皆さんが一斉に立ち上がります。
印象的だったのは、久石さんは終始ニコニコしており何度もご挨拶することでした。
演奏者は楽器ごとに挨拶を促すので、指で「そのエリア」とさします。
すると担当の楽器を持ち上げて演奏者たちは挨拶するという感じでした。
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演奏は言うまでもなく素晴らしいもので、ジブリからは「魔女の宅急便」メドレーでした。
「これも演奏してくれるの?!」という意外な曲もあり、何百回とみてきた映画の世界観そのままでした。
たくさんの楽器の音が重なって、こういう音楽になるんだな~と芸術のすごさをしみじみと感じました。
ジブリの曲を他にもたくさん聞きたくなって、こういう演奏会があったらまた是非是非行きたいと思いました。
本当に良い経験でした。
久石さんをじかに見ることもできて感動でした!
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京都に行ったのは、もう一つ大事な用事がありました。
長年の友人が、春に突然末期のがんだと診断されました。
大病や入院をしたことがない友人の突然のがん宣告に周りもとても驚きました。
しかし、一番辛いのは本人で「人生の最終回を突然突きつけられた感じ」と言っており「ものすごく苦しくてもがいている」とSNSでつづっていました。
私にできることは何もなく、良くなることを祈るしかない。
関西で有名ながん封じの場所を探し、友人にも話してお参りに行くことにしました。
こちらのお寺は動物がモチーフになったお守りもいくつかあり、お寺には猫が優雅に歩き回っていました。
そんなにいくつもお守り買っていいものなのか迷いましたが、もう生きるか死ぬかですから猫大好きな友人のため持ち歩きしやすい「無病守」の方も買ってきました。
(がん封じは1,500円、猫のお守りは700円のお納めでした。)
病気は突然やってきますね。
友人も勤め人だし年齢的にも定期的に検診は受けてたと思うけど、初期症状がない部分のがんだったようです。
とにかく辛いと思うので、遠くからあなたのことを心配し想っていることを届けられたらと思います。