高校に進学した篠崎が、花壇のしおれていた植物に、飲みかけの水をあげたことがきっかけで、眉毛がなくズボンを腰で履くいわゆる「ヤンキー」な大和田と園芸部に入部することになる。
植物の知識ゼロの二人に、段ボール箱をかぶって相談室に登校する庄司が加わる。
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さらっと読めて、さほど大きな出来事は起きないのですが(園芸部だしねw)、短い話の中で3人の人間模様と植物の知識が、ちゃんと描かれていて読みやすい話でした。
絶対に人に顔を見られたくない庄司が、毎日段ボール箱をかぶって登校する設定は、なかなか気になりました(笑)
篠崎と大和田同様に、私も「庄司、何があったんだ?!」と、段ボールの訳を知りたくうずうずしました。
中学時代にヤンキーだった大和田は、自分だけ土壇場で猛勉強して、そこそこの高校に入ってしまったがために、元仲間から恨みをかいます。
ヤンキーな大和田と、ほどほどの篠崎と抱えてる庄司という、普通じゃ絶対仲良くならないであろう3人が「園芸」という目的だけで、切磋琢磨しあう(ほどでもない)姿に、あっという間に読み進めてしまいました。
庄司がなぜ、段ボール箱をかぶっているのか分かってスッキリ。
そして、大和田・・・良かった=3
これが、感想です。(笑)
ネットで調べたら漫画もあった↓口コミ評価高い!!
大和田(右)思ってたんとちゃう!!(爆)