サヨナラ OL

社会人大学生(卒業)→1年の就活を経て希望職へ  安月給ですが貯蓄を意識しつつ生活に潤いと心に栄養を与えることを大切に生きてます。

年末が近づくと

「もう残り○ヶ月」と聞こえてくると、「ギヤー!もう、今年が終わるー!」とブルーになっていたのですが、

今年は、もう今年が終わっても全然イヤじゃないです。
 
恐らく、今年は1年間まともに仕事があったからだと思います。
 
ここ2年ほど、ずっと「働く」事のあり方について悩んでいて、いつもその場しのぎの仕事や収入しか得られなかった不安があり、真夏の暑い時期にクーラー代を心配したて付けられなかったり、いつ収入がなくなるか分からないから、後で請求の来るクレジットカードの請求金額を気にして買い物ができなかったり、常に不安と隣合わせでした。
 
今は、収入が少ないといえども、定期的な収入があるので節約を心掛けているとは言え、暑い時にクーラーを入れ、ちょっと欲しい物を買ってみたり、そんな小さい喜びや安心をこの一年体験して、来年の恐怖心が消えました。
 
巷にあふれるブラック求人に引っかかり、会社への不信感が募り就職は難航しました。
 
そんな時、人材会社のスタッフから言われてた、「受けた傷はそう簡単に癒されるものではないと思います。焦る気持ちもあるとは思いますが、自分を癒す事も大切だと思います。」と言われ、「癒すってどうやって?まともに就職する事が癒しじゃないの?」と思っていたのですが、定期的な収入がある事や有休を使う事ができて、定時に上がる事のできる環境を1年経験してみる事で、確かに私は癒されたと思います。
 
人材会社の人は、「焦る気持ちがだけが先行して、傷がいえないまま新たな職場に就き、またダメになって辞めて行った人たちを私は何人も見てきた。」という話を今なら理解できます。
 
まだまだ、その場しのぎの「生かされている」感が否めない私の人生ですが、心が癒されてきている事が一番嬉しいのです。