今日は何だかモヤモヤした日でした。
モヤモヤの原因は、もう10年近く前の出来事なのですが、その当時、私は接客のアルバイトをしていました。
すると、母の知り合い夫婦の旦那(オッサン)から突然
「へぇ、人嫌いなのによく接客業なんかしてるなぁ、って思ってたんですよね」
と言われました。
真正面から突然ですww
確かに私は、ニコニコ当たり障りなく振る舞うタイプではありませんが、特に接客業に不快さを感じた事はなく
年の離れた同僚やお客さんと楽しくやっていると思っていたので、すごい衝撃的な言葉でした。
そのオッサンと別れた後、友人にその話をしたら、友人は激怒しながら
「はぁ~ん?しょうーもない事言うな!そんなら何かい?世の中の人間好き全員が接客業しとるんか!って話や!
仕事やねんから、そんなん関係あるかい!」
と言いました。
この「人間好きが全員接客業に就いてるわけではない」という友達の正論が妙に腑に落ちスッキリしたのを覚えています。
しかし、そう言われた瞬間から自分が接客業をしてる事が、とても悪い事で罪深い事だと感じるようになり、人と上手く付き合えなくなってしまいました。
あの時に自分の中の何かが変わったな、と思いました。
私は人の感情にとても敏感で、相手の想いを感じ取ります。
こうして、10年以上も私が覚えているのは、その人から「悪意」を感じたからです。
相手に何か打撃を与えてやろうというオッサンの感情を読み取ったから私はこうやって今も覚えていて、思い出しては不快な気分になるのです。
そして、オッサンの隣にいた若い(これまた母の知り合いの人の息子)男性は、この発言に何もフォローする事なくスルーしたのでした。
もし、私が二十歳そこそこの女の子が、オッサン(オバハンでもいいけど)に性格的な事(顔でもいいけど)を嫌味ったらしく言われたら、フォローすると思います。
その時、その男性がフォローもせず能面みたいな顔で居座っていた事と、親ほど年の離れた大人が感情の意のままに暴言を吐いた事に猛烈な怒りを抱いたんだと思います。
こんなに何年も何年も過ぎても、あの時と全く同じくらいの怒りを抱けるなんて私って相当根に持つタイプだなwと自分をコケにしてみて気持ちを慰めるのですが、この話を大人になってから誰かに話すと人は決まって「ひどい!」と言います。
そして、私のどこか人間嫌いなのか?と聞きます。
そう、多分これも原因なんだと思います。
その当時、私の見方をしてくれたのは友人一人。
その時その場には、オッサンと私、そしてオッサンの横にいた若い男性しかいななかったので、このオッサンがいかにひどい悪意を持って言ったか分かる証人がいません。
だからこの話を母なんかが聞くと、「ま、悪気はないやろ?悪い人ちゃうんやし」で済まされてしまいます。
私がこの話を、その当時どれだけの人にしたかは記憶にありませんが、私の見方をしてくれる誰一人いませんでした。
こうやって何十年も心の奥底に残るほどの言葉を誰も悪いと思わなかったその傷も残っているんだと思います。
普段は忘れているのに、ある日突然記憶が蘇って来ては、あの当時を同じ怒りの感情が湧き出て来て気分を悪くさせます。
今日も、そんな気分で一日過ごしていたら、腹黒で有名な営業マンからの無言電話に合いさらに気分落下(爆)
会社に無言電話して来る勇気って何?(爆)
こういう出来事が私から自信と希望を奪っていく・・・