サヨナラ OL

社会人大学生(卒業)→1年の就活を経て希望職へ  安月給ですが貯蓄を意識しつつ生活に潤いと心に栄養を与えることを大切に生きてます。

呼び起こした野心

むかし会社を辞める時、同僚に言われた。

 

「OLさん(私)の着てる服はもう小さくなったのよ。新しい服を着る時が来たのよ」

 

服は、文字通りの服ではなく心の服のことである。

ジャストサイズだった服は、今からステップアップする私には小さくなりもっと大きな服を着る必要があるという比喩です。

 

そしてあれから、私はもっと大きな服に着替える時が来ました。

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野心のすすめ (講談社現代新書) 林 真理子

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猛烈に読みたくなった林真理子さんの「野心のすすめ」

私が林さんの本を読むようになった「きっかけ」の本です。

 

私は、長い就活を経て今の職に就きました。

そして、1年たっぷり就活の疲労を癒す時間を取りました。

 

1年たって、私はさらに一歩上を目指したくなりました。

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今より給料も待遇も上げたい。

そして、今より部屋数が多い家に引っ越し、生活の質をあげたい。

 

今までは、「身の丈に合っている」と思っていた家もワンランク上げて大丈夫と感じるようになりました。

 

それは、私の中の充実度がそうさせたんだと思います。

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私の人生は順調ではないしどん底も味わっているけど、ところどころで「やり切った」や「勝ち取った」という経験が何回かあります。

 

この経験が「やったら手に入れられるんだ」と脳に刷り込まれました。

いわゆる「成功体験」です。

 

30代前半からは、育った環境で生み出された縛りから解放されるための時間で、今は人生を立ち上げなおし期間に突入したんだと思います。

 

林さんの本でいう「人生巻きなおし」です。

「巻き返し」だと周りに見せつけるようですが、「巻きなおし」は自分との闘いです。

 

やったら手に入るんだから、やったらいいのになかなか入らない私のやる気スイッチ。

どうしたらスイッチが入るのかさえ分からないでいました。

 

目的もないのに語学を勉強したって身につかないし、「収入が増える=精神的負担が増える」という思いに縛られていました。

 

身の丈に合った暮らしをするのが一番幸せなんだと怯えていたんだと思います。

 

でも、最近「なんだか大丈夫」という謎の確信が沸いてくるようになりました。

そう、これを待っていた。

 

謎の確信。

 

今ならやれる。

 

ジャストサイズの服に変えるのか、少し大きめの服に変えるのかは分からなけど、人生が開ける瞬間を見逃さないようにしたい。

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