「トットひとり」:黒柳徹子
ハリウッド・ドリーム:田村英里子
田村さんを知ってる方どれくらいいるかな~?
それだけ、彼女は日本で活動していないという事なんですよね。
昔、読んで、とても励まされる事が書いてあって、また元気がほしいなと思い再度読んでみたのですが、昔と違う部分でまた!感動した!(笑)
田村さんは、日本でアイドルとしてでデビューし、女優業もされていたのですが、アメリカで演技を学びたいと単身渡米されます。
渡米後、かなり苦労されるのですが、アメリカでヒットしたドラマにも出演されています。
話は飛ぶけど、私は語学が出来ないアジア人が、ドラマや映画に出て来たら違和感感じると思うんだけど、それでもアメリカンドリームに惹かれて旅絶つ人は多いよね。
日本のドラマに日本語喋れない外国人が役を得ようとするのと同じじゃない?と思っちゃうんだけど・・・。
(厚切りジェイソンとか、ボビーがテレビで活躍できるのは日本語ができるからでしょ、と思っちゃう)
で、話は戻って、田村さんがあるオスカー女優の「アクティングの世界は究極のポーカーだ」という言葉を彼女なりにこう訳します。
「この世界にはさまざまな壁がある。人種、言語、容姿、年齢・・・。でも、それを理由にしては何も始まらない。カードゲームだと思って、どの戦略で攻めるかを考えるべきだ。(中略)自分の気持ちに正直になっているだけでは、絶対にゲームに勝てない。ゲームにポーカーフェイスはつきもの。スマートに、上手に切り抜けた者だけが、ゲームで勝ち残れるのだ」
今、自分がどういう道を選択するか悩んでいて、過去の失敗を繰り返したくないと消極的だった自分に、「それを気にしていては、ずっとその過去に縛られて自由にはなれない」と言われているような気がしました。
同僚にも、「踏み出さないと何も変わらないわけだし」と助言してもらい、この本から「(問題を)上手に切り抜けるスマートさが大事」と言われているようで励まされました!
とても元気をもらえた本でした。