以前、ご紹介した「おちゃめなふたご」の話ですが↓
結構おもしろかったので、同じ作者のシリーズも読んでみる事にしました。
内容は、「おちゃめなふたご」と同じく寄宿学校での話です。
今まで家庭教師について勉強していたエリザベスは、一度も学校に行った事がなく、一人っ子でわがまま放題に育てられたために、親に寄宿学校に入れられてしまいます。
一刻でも家に戻りたいエリザベスは、「悪い子」になって退学になって家に帰ろうとします。
しかし、だんだん学校生活に慣れて来ると、もっと学校にいたくなります。
でも、家に帰りたい。
このまま、悪い子を続けるか、それとも・・・・
こちらも面白くて、1日で読んでしまいました。
(この時代で、もう男女共学なんですね)
ブライトンさんの作品は、同様の作品が「おちゃめなふたご」「おてんばエリザベス」「はりきりダレル」シリーズがあります。
古い書籍なので、全シリーズ手にする事はできないのですが、おおむね内容は似ています。
でも、それぞれの登場人物の内に秘めてるものが、ふとした出来事で表れて物語が良い方向に進んで行くのが魅力だと思います。
・がんこでプライド高めだけど、ユーモアのセンスが良くて明るい性格
・陰気だけど、クラスメイトの性格をよく見ている
・静かな性格だけど、面倒見がいい
など、いろんな性格の登場人物が出てきます。
難点を一つ上げるとしたら、名前を覚えられないって事でしょうかw
もうね、カタカナの名前が多くて誰が誰なのか分からないw
誰が意地悪な子だったけ?
こいつは性格が悪かったけ?
誰が金持ちで、だれが転校生だった?
とまぁ、混乱しながら読んでます(爆)
文章の量も多くなく、1冊完結型なので、本の苦手な大人にお勧めです。
++++
この本を読んでいると、私は学園物が好きなのかも?と思います。
忍たま乱太郎も好きだったし(忍術学園もボーディングスクール)
私は、月9や占いに昔から興味がなく、恋愛小説や制服に憧れるとか一切なかった人なんで、「私、女子なのに何故・・・」とたまに戸惑う事がありますw
でも、こういう女の子が好きそうな本を面白く読んでる自分を「あ、私にも女子の部分があったわ」と安心します。
続きが読みたいのに手に入らなくて残念です。