サヨナラ OL

社会人大学生(卒業)→1年の就活を経て希望職へ  安月給ですが貯蓄を意識しつつ生活に潤いと心に栄養を与えることを大切に生きてます。

喜怒哀楽を育てる

私は、映画館で映画を観るのが好きなんですが、最近すんごい意識している事がある。

 

それは、号泣ポイントは豪快に号泣する事です。

 

私の家は、何かに感動したり喜んだり感情を出すのがタブーでした。

いや、出してもいいけど出したらバカにされます。

 

忘れもしない東日本大震災の時、関東方面では計画停電などがあり関西でも節電の協力がテレビで流れていました。

 

私も節電に協力したいと思い、その時つけていたこたつのコンセントを抜いたんです。

つけっぱなしいかん!と。

 

そこへ、母が帰って来て地震後の節電についてテレビでやってると言うと、母は目ざとくこたつの抜けてるコンセントを見て、

 

「へぇ~、だから、コンセント抜いてるわけ?」

 

と言いました。

 

あの口調は、いまだに忘れられない。

 

うちは、近い人が結婚する事になっても、純粋に「おめでとー」と喜んではダメで、何か一言なん癖つけないとダメでした。

 

だから、私はとっても擦れた大人になりましたw

 

家を離れて、私が最初に感じた事は

 

「あぁ!感情が自由に使える!」

 

でした。

 

(他にも、「人を信用できる!」もあります。←感情重症)

 

泣いたり喜んだり、あぁ感情ってなんて素敵なんだと。

 

泣くとこで泣いて何が悪い!

嬉しい事に喜んで何が悪い!

 

そして、その後(おととし)大学に行って私はさらに学んだ。

 

自分から「楽しもう!」って気持ちで参加するのとしないのでは雲泥の差があるという事を。

 

交流会もグループワークも飲み会も、「楽しもう!」って気持ちで挑むと楽しさ倍増になる事を大人になって知った。

 

だから、映画館でポップコーンとコーラ持って、泣けるとこは大げさに泣いて、笑えるところは豪快に笑うと、それはそれは楽しい幸福な時間になります。

 

何かを楽しむ秘訣、それは楽しむという気持ちで挑む事。

それが、喜怒哀楽を抑圧された環境で育った私が学んだ事です。

 

抑圧された喜怒哀楽はそう簡単には戻せません。

だから、私は娯楽施設に行く時や、食事会に行く時は、楽しむ事だけを考えて参戦します。

すると、良い記憶しか残りません。

 

何故、家ではあんなに喜ぶ事や楽しむ事を抑圧していたのか分かりませんが、もし私が家庭を持ったら、楽しむ事をとことん楽しむ妻&母になりたいです。

 


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