最近気になって読んだ本が、たまたま80歳以上の著者の本でした。
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①「うまいことやる習慣」中村恒子著
本屋さんでパラパラとページをめくって、読みやすそうだなと思って読んだ本。
1929年生まれの中村恒子さんは、現役の精神科医です。
88歳(2020年で91歳!)まで、週6勤務をしていたというから驚きです。
精力的に仕事をしているようで、本人は「目の前にある仕事に取り組んでるだけ」とさっぱりした感じ。
長く仕事を続けるコツとして、「合わない人とは、薄~く付き合って、あたりさわりなくやり過ごすようにしてる」らしいです。
「合わない人やイヤな人には意識をできるだけ向けない」ようにしているそうです。
働く意味を探し求めている人や、職場の人間関係で悩んでいる人なんかが読むと、ビックリするんじゃないんでしょうか。
「え、そんなんで良いの?」と。
②「私はわたし、80過ぎてもおしゃれは続く」木村眞由美著
おしゃれなインスタグラマーでもお馴染みの木村さん
https://www.instagram.com/kobehananoki/?hl=ja
木村さんが写真を撮る場所が、同じ神戸に住む人間として馴染みの場所ばかりで親近感があったのですが、もし自分が、80歳になった時にこれだけオシャレでいれるかと言われれば絶対無理なセンスです。
元々は体育教師だったのいうのが驚きです。
ポージングが、これまた上手!
特に私が目を引いたのは、このスタイリング↑
初めて、ヴィトンのバックが欲しい!と思いました。
ハイブランドのバックて、いつ(何歳)どうコーディネートして持つかすごく難しいと思うんです。
日本のバラエティに富んだファッションスタイルには、合わせにくいと思っていて若くして持ってる人を見ると、なんだかハイブランドもチープに見えるし、プラダのバックからヴィトンの財布を取り出すのを見た時には、ハイブランドが渋滞を起こし過ぎてなんだかうるさく感じました。
やっぱ、ブランド物を持つってコーディネート力がいるんだな~と思った一枚です。
私は、よくカバンを壊すので(紐が引きちぎれる)、こういう素材がしっかりして落ち着いた雰囲気のハイブランドのかばんを買うのが夢になりました。
で、ずっと大切に使いたい。
(買い替えるために、カバンを探すのもめんどくさくなって来る)
③「我がままに生きる。」東海林のり子著
「現場の東海林のり子です」でおなじみの東海林のり子さんです。
私は、ワイドショーリポーターだと思ってたんですが、事件現場のレポーターだったんですね。
なんと、東海林さん86歳なんですね!
元々は、ニッポン放送のアナウンサーだった事や、野際陽子さんと大学の先輩後輩だった事など東海林さんの知られざる経歴が書かれてあります。
60歳でフジテレビを辞めたのが、人間関係がめんどくさいとの理由でビックリしました。
そんな事気にしないわ!みたいなイメージだったので。
最初にご紹介した中村恒子さん同様、「目の前の仕事に取り組み続けた」という姿勢で、やってるうちにここまで来たと言うのだからすごいです。
本の中で、森光子さんとのエピソードがあるのですが、森光子こえぇ~!と思いました(爆)
優しそうに見える人ほど、おっかないってかっ?w
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さすがに、80年以上も生きてこられた方の本て重みがあって、力(リキ)むところと、力を抜くところを熟知されてるので、まだまだ片意地張ってる自分には勉強になる3冊でした。