「なんてゆるい絵なのかしら?いやいや、そんなこと言ってはダメよ(汗)」
と、思いながら読んで見たわたなべぽんさんの「さらに、やめてみた。」
うむ。絵とは反対に←読み応えがありましたw
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人が無意識にやってる行動や習慣で、実はそれいらないんじゃない?ってことをやめてみたお話です。
やめてみたシリーズらしく、図書館で検索してみると新刊は200件近く予約が入っていて驚きました!
いや~、ゆるい絵なんて言ってごめんなさいww
私が一番共感したのは「サークル活動」をやめてみた話です。
これに共感が高かったのは、おそらく私がLINEグループとかに引っ張られてしまうから、誰かに「もうやめてよし!」と言って欲しかったからだと思います。
みんなが盛り上がってるところに入れなかったり、集まりに行きたくないから行かなかったのに、後から写真や話を聞くと何となくモヤるんですよね^^;
グループって最初は楽しくても、だんだん見えてくるものもあるし、人が増えれば増えるだけ問題も増えるし合わない人も出てくる。
そういう時、さっとその場から立ち去ればいいけど、そんな簡単にできないもんね。
だから、ズルズル居続けて何となくしんどくて、気になってモヤモヤするw
モヤモヤし始めた時点で、もうそこは居場所じゃなくなってるから出ても良いのかもと思いました。
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もう一つ「なるほど!」と思ったのが、「本当の友達」の話です。
友達が数人で集まってる時、一人がずっと愚痴を言ってみんなで話ができなかったので、ある友人がビシッと「ここで愚痴っても仕方ないよ。みんなと話がしたい」といいます。
愚痴ってる友人は、少し落ち込み気味だったけど、その場は楽しく収まったそうです。
しかし、その後ビシッと言った友人がぽんさんに、
「空気悪くしちゃったかな?みんなの話聞きたかったし、ハッキリ言えるのも本当の友達だからこそだし」と言います。
ぽんさんは、ハッキリ言えないのでとりあえず苦痛でも話を聞いてしまうそうです。
ぽんさんが、どちらが本当の友達なんだろうと悩むと旦那さんがこう言います。
「ハッキリ言った友達も、話を聞いたぽんちゃんも自分らしく行動しただけじゃない?」
これ読んだ時、「本当の友達」とは、その時に必要だと思う事を言ってあげること(やしてあげる事)が「本当の友達」としてのふるまいなんだなと思いました。
ビシッと目を覚ませ!と言ってあげるのも、優しい言葉をかけてあげるのも、話を聞いてあげるのも、相手のことを思うなら全部「本当の友達」としての行動なんだなと思いました。
「友達だからこそ言える」もあるし、「友達だからこそ言ってはいけないこともある」どちらも正しいと思います。
いろいろためになる本でした。
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