以前、「読書嫌いの原因」について記事を書きました。↓
特にアクセスが良かったわけではないのですが(爆)
今回は図書館について書いてみようと思います。
(神戸市の場合をご紹介します)
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本を読むけど図書館は利用しない
以前の職場で本を読む同僚がいたのですが、その同僚は毎回本を買っていて、図書館で借りるという発想はなかったようです。
しかし、「三宮に図書館あるから帰りに寄れば行きやすいよ」と教えてあげると、「え!図書館」と驚いてその日から図書館を利用するようになったそうです。
その同僚は後日、「東野圭吾の大ファンなんだけど、量が多くて集めるの大変だし、ちょっと読んでみたいくらいの本をお金を出さずに読めるのはいいわ~」と言っていました。
その他、本好きの友人は、「返却期限に焦る」理由で図書館を利用しないそうです。
そこで。
意外に便利な図書館(神戸市)ついて書いてみようと思います。
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図書館に行かなくても本は借りられる
神戸市の図書館は、市内12館と新設図書館が1館と計13館あります。
本を読まない人口が増えてるわりに、図書館増えてない?と思ってるのは私だけかw
普段働いている人には、借りる&返しに行く場所が通勤圏内から外れると図書館は、わざわざ行かないといけない場所になってしまいます。
しかし、図書館は館だけじゃないのです。
コーナーと室があるのです。
今は、どこの市町村でもネットで本を予約することができます。
しかし、さっきも言ったように図書館が家or通勤圏内から外れると取りに行くのがめんどくさい。
そこで、図書館以外でも受取り可能にしたのが、「コーナー」or「室」です。
市内12か所に予約本の受取り可能な図書室とコーナーが設けられ、市内中心地の三宮には無人機の受取り機が設置されました。
参照:https://www.lmaga.jp/news/2020/06/132056/(神戸ジャーナル)
無人貸出し機は、全国で初めてなんだそうです。
(三宮勤務長いけど、見たことあったかしら?と思ったら地下鉄海岸線の「三宮・花時計前駅」にあるそうです)
何でもっと人目に付くところに置かなかったのかしら?なんて文句は言うまい。
図書室は、学校校内にあったり旧図書館跡地などにあり、場所によってはそこだけで借りられる本の貸し出しもあります。
私もその恩恵にあずかり、予約待ち100件以上の新刊をすんなり借りられたことがあります。
ただ、一般の図書館と違って開室時間と曜日が限られているので、いつでも行けるわけではありませんが、土曜に開室している場合がほとんどなので平日に行けない方にはお勧めです。
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窓口以外の返却方法
図書館が開いていない時用に、返却ポストがあります。
しかし、ずっと言ってるように図書館まで行けない労働者達はどうすればいいのか。
「駅中で返却して下さい」と、できたのがこちら↓
参照:https://www.city.kobe.lg.jp/a09222/kosodate/lifelong/toshokan/facilities/ekipost.html (JR灘駅構内)
うっかり飲み捨ての缶なんて入れないでよw
市内駅中5か所に設置されています。
これで、返却期限が過ぎて返せなかった!なんて言い訳は通用すまい。
窓口に持って行って、ピッ!てしてもらわなくても返却できるって嬉しい。
(並んで返却待つのも、若干返却期限過ぎたのを差し出さなくて良いって嬉しいw)
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人が触った本を触るのが嫌
ハリーポッターの本を借りた時、「この本は一体どんなお宅にお邪魔したのか」と思うほど香ばしい香りがしました(爆)
いろんな家庭へいろんな人の手を通して回って来る本。
人によっては嫌だろうw
コロナの時期とあり、余計に気を付けたいところ。
それでこれ書籍消毒機↓
参照:https://www.trc.co.jp/solution/bookcleaner.html TRC図書館流通センター
全国の図書館でも取り入れられているようで、下記のようなことができます。
・紫外線による除菌
・送風による埃取り
・アロマによる消臭
これに入れるとクリーニングから戻って来た服の匂いがしますw
神戸市内には、東灘、北神、須磨、名谷図書館にあるそうです。
スペースや費用の問題で数が限られているそうですが、順次導入して行く予定だそうです。
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貸出し期間の延長
読まずに期限が来た・・・なんてこともある。
私は、「あともうちょっとなんだよ!」や「少しだけ手元に置いて思いにふけたい」(←心に残って、少し振り返って記憶に残したい本がたまにある)時がある。
そんな時、次の予約が入っていないか返却期限が過ぎていなければ、さらに延長して借りることができる。
神戸市の「神戸市立図書館ネットワークサービス(K-libネット)」という検索サイトのマイページから延長申請ができます。
◆Kobe Library Network Materials Search
このサイトは、図書カードを持っている人なら誰でも申し込み可能です。
ここのマイページの「貸出状況照会」に入ります。
ここで延長したい本にチェックを入れます。
今回は私が無職出版から出した「サヨナラOL」を延長します(爆)
フン、アタシの本は予約が入ってないから余裕の延長可能。
マリコもミリも大人気なので、チェック項目が出ていません。
て事は、次の待ち人がいるので、期限内に返却します。
チェックを入れたら、下の「返却期限延長」ボタンを押して完了です。
これでさらに2週間借りられます。
(延長申請は一回だけです)
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電子図書館のスタート
「本を持ち歩きたくない」という人には電子図書館がお勧め↑
電子図書館のサービスに音声の読み上げサービスがあるので、視覚支援が必要な人には視覚なしで検索、閲覧が可能です。
最近リニューアルされたのですが、旧システムの時にコロナ自粛で図書館が閉まっていて登録しておけば良かったと後悔しました。
ランキングや新着資料も検索できます。
蔵書率は少ないので、今後増えて行くことに期待です。
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予約が多い本をすぐ借りる方法
図書室とコーナーの紹介でも少し書きましたが、図書館で予約した本は図書室で借りられますが、図書室の本は図書館で借りることはできません。
なので、本の貸出しをしている図書室に人気本の入荷があればすぐ借りることができます。
こちらスタッフの方かな?が室について紹介している記事です。
あと、これは独自に気づいたことなんですが、読みたい本を検索すると異常に予約が入ってる時があり「新刊でもないのになぜ?」と思って良くみると、文庫本の予約だったことが何回かありました。
文庫本は100件以上予約が入っているのに、ハードカバーの本は全く予約が入っていないことが結構あるので、文庫本でなければすぐに借りられる場合があります。
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図書館を利用する中で、昔はなかったシステムや機能などをご紹介しました。
思った以上にいろんなシステムがあることが分かりました。
電子化が進んだ今でも、やっぱり紙本って賢くなった気がして←良いんですよね。
私は、電車の中が一番集中して読めるので、移動の時は必ず本をカバンに入れています。
活字離れが進んでると言われつつ、公共の図書館はどんどんおしゃれにキレイになって行きますね。
機会があれば、雑誌を読みにでも行ってみてください。
こんなに堂々と立ち読みできる場所なんてないですから。