先日、開催されたオンライン会メンバーで、一人暮らしで「月の最低経費は20万円、電話代だけでも月4万」 と言う人がいました。
私は、必要に物を持たないと言われている「ミニマル」になってから、物を持たない身軽さと、物を持つ煩わしさを知りました。
そのおかげか、物やお金に対する執着がなくなりました。
一体、何きっかけだったのか思い出してみました。
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①どこにも連れて行けないスーツケース
始まりはここからです。
なかなか、仕事も生活も安定せず海外どころか国内旅行にも行けない経済状況と精神面の中、部屋の隅で埃だけかぶり続ける真っ赤なスーツケースが気になり、思い切って捨てる事にしました。
捨てる時は、何となく惜しい気もしたのですが、捨てた後は部屋が広くなりスッキリした気分になりました。
多分、スーツケースに詰まってた思い出や焦りも捨てられたんだろうな。
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②サイズが合わないガスコンロ
我が家のキッチンは、ガスコンロ置き場が狭く2コンロははみ出てしまうので、キッチンが狭くなっていました。
友人がくれた年季の入ったガスコンロだったので、だんだん火の付き具合が悪くなり業者に「古くて感知センサーがないので危ない」と言われてしまいました。
大きくて邪魔だし、グリルも使わないし、料理するから2コンロに拘ってたけど1コンロでも十分料理できる!と確信してこちらも粗大ごみで処分し1コンロに買い換えました。
そしたら、ビックリするくらいスッキリして掃除が楽になった!
2コンロの拘りが、私を縛ってた。
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③見ないテレビ
友達が、テレビをくれたので使ってみたのですが、あっという間に映らなくなり修理してまでも見たいものもなかったので、これも捨てました。
テレビって見たいわけじゃないのに何となくつけたら、なかなか消せないので時間ばっかり過ぎて「時間泥棒」だった。
捨てて今は、パソコンの動画視聴のみ。
テレビがなくて困ることはない。
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④場所ばかり取るベッド
一番難儀だったこの人↑
捨てる方法が見つからず何か月も放置することになった折りたたみベッド
部屋のスペースのほとんどをとっていたので、ストレッチやヨガをする時に邪魔でした。
なんか、ベッドに当たらないようベッドに気を使いながらヨガするってどうよ?って気がしてならなかったw
折りたたみベッドは買取りができなくて、こちらが処分にお金を払わないといけなかった。
捨てて、半端じゃなくらいスッキリした。
「買うのもお金がいるけど、捨てるのもお金がいる」と、改めて思い知らされた。
サイズが合わないものは、いつか捨てられる運命にある。
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⑤服を捨てる
これ、大変だったw
「いつか着るかも」「痩せたら着られるのに」の呪いは強いw
痩せたらテンションMAXで、古い服なんか着ないよね。
きっと、嬉しすぎて体の線が出る服ばっかを買いに行くはず←経験者
なので、捨てた。
捨てる物がありすぎて凹んだ(爆)
いらない物が、クローゼットいっぱいにあって私は一体何をため込んでいたんだろう・・・いらない執着だけがいっぱい詰まってた。
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⑥福袋は結局ごみです
定価より安く買えて、買った当初は嬉しいけど、すぐにクローゼットの奥にしまわれる運命の福袋
全てが使えないわけではないけど、やっぱり全部使えないと、ごみになる物をお金だして買うってなんか変。
でも、どーしても欲しい福袋は一回買ってみた方がいい。
買ったら気が済むし、「やっぱ、ダメだったな」って身をもって知れるから。
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こんだけ捨てても、部屋にはまだいらないものがある。
でも、物への執着がなくなり捨てる勇気は身に付いたから、溜め込む癖はなくなった。
結局どういう買い方が得なのかも分かった。
物から解放されるって、人生の生き方の縛りかも解放されることに繋がってるから楽になる。
なんちゃってミニマルは楽!