やっちゃんは、50歳になったそうです。
過去にも光浦さんの本は読んだことがあるのですが、新刊とっても面白かったです。
女心を言葉で表現するのは難しい。
でも、やっちゃんはそこをうまく表現できるのです。
「女の人はお喋りです。でも、男の人のように、深く深く掘り下げてゆきたいわけじゃないんです。横に横にスライドしてゆくトークが得意です。」-P63
「胸のところに留めておいたら、嫌な形に化けてしまいそうなモノを早く吐き出したいんです。笑い飛ばしたい、一緒に笑い飛ばして欲しいんです。笑い声が成仏させてくれます。」-P63
50歳になって初めて出会った更年期障害。
やっちゃんは、こう言います。
「そろそろ閉経の時期です。なんだかラストオーダーを取りに来た店員のセリフみたい。」-P87
「すべて、更年期障害だったのか!あの不具合のデパート、更年期障害だったのか!」-P117
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読んでいて、私はホボ光浦さんでしたw
小さいときに親に言われたことで大人になってできなくなった事があるとか、とっつきにくい空気があるとか些細なことを受け流せないところとか、私は光浦さんでした。
でも、私はそんなやっちゃんが好きなのです。