もう本当、元気いっぱいの表紙で良いよね。
レイチェル・ロイという女性が書かれた本なのですが、ご自分のブランドも持っている方です。
彼女は、オランダ出身の母とインドからの移民の父を持ち、スニーカー一足しか持たない貧しい幼少期を過ごしたそうです。
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本を開くとすぐに娘さんたちに宛てたメッセージが書かれてあります。
「人生は誰かに手渡してもらうものではなく、あなた自身が創るもの。」
この本には、着こなしの極意以外にも強いマインドの必要性も書かれています。
服の選択は、その人の環境や内面を表します。
私は、母の支配下で暮らしていたので人生も服も自分に決定権はありませんでした。
しかし、母元を離れて私が悟ったのは、著者と全く考えでした。
「あなたの人生のかじ取りをするのはあなた」
「あなたの選択はあなたのもの」
体型とか年齢とか気になるんだけど、着たいものは今着ておく方がいい。
いずれ着れなくなるかもしれないし、欲求自体なくなってしまうかもしれない。
誰にどう思われるかより自分がどうしたいのか、それが大事。
自分の芯をもっと強くしてくれる一冊です。