去年同様、長い休み期間中はどっさり本を読む予定です。
今までもちょくちょく読んではいたのですが、去年くらいから小説をがっつり読めるようになりました。
いろんな小説を読み進めているうちに、自分の好みが分かってきました。
どうやら私は、「食」がからむと読みたくなるみたいです。
以前から紹介している「元食堂のおばちゃん」こと山口恵以子さんの小説が好きなのですが、山口さんの小説は基本飲食店です。
表紙がおいしそうで読んでみた「弁当屋さんのおもてなし」も北海道のお弁当屋さんが舞台です。
食べ物系は、誰も死なないし(爆)不幸にならない。
最後はハッピーエンドで終わるから読み心地がとても良いんですね。
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食べ物系以外で、シリーズで読んでいるのがこちら↓
中部エリアにある採算のとれない百貨店が舞台です。
常に閉鎖の危機と隣り合わせの老舗百貨店が地域の人と奮闘しあうお話です。
私、百貨店で働いた経験があって百貨店て本当に面白い場所だと思います。
日々起こる珍事件が三五館シンシャの日記シリーズにできるくらいネタの宝庫です。
百貨店てたくさん入ってる店舗の親玉みたいな感じだからトラブルがあれば親である百貨店に全てくるけど、本当は製造問題も配送問題も百貨店は無関係だったりします。
製造で問題があっても百貨店のせい、配送トラブルがあっても百貨店のせい。
製造は製造工場の問題だし、配送トラブルは配送業者のせいなのに全部百貨店に言ってくるんですよね。百貨店従業員のストレス半端ないです。
と、そこまでの描写はないのですが(爆)
経験者なら「あ~、物産展ね」「デパ地下問題ね」「百貨店としてそれはできないよね」とか共感できるところがたくさんあると思います。
あと、従業員食堂ね!
百貨店には従業員食堂があり、隠された場所にあって「ここがそうなんだ!」と思う場所にあったりします。
恐らく最上階の一部が従業員食堂で、一般フロアの半分が食堂になってたりします。
やたら出入りの激しい扉があったら、その向こう側は食堂かも。