題名と表紙に惹かれたのですが、めちゃめちゃ面白かった。
◆電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。
男性のシャンプーや化粧水はメントールが入っていて「男は常にスースーさせられている」話に始まる。
男性コスメ事情を女性が知らないように、男性は女性コスメをもっと知らない。
地下鉄の窓に映る死んだはずの父親を見つけて(自分)「これではダメだ」と思った著者がコスメオタクになる話。
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この本の面白いとこは、男性からは読み解けないコスメ用語や↓
・ゆらぎ→女性は常にゆらいでるらしい
・誘導体→一体何に誘導されてるんだ⁈
コスメが好き過ぎて生まれた「美容家」という職業について著者が熱く語る。
この美容家についての考察は、なかなか面白く人気の美容家はたいていシングルマザーで人生の這い上がる過程で美容に出会い目覚め職業にしてしまう著者の気づきは美容に真っ白がゆえに気づいた気づきなのか。
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この本は著者ほどではないけど美容にうとく、でも何か始めたいorやりたい人に結構参考になります。
美容にうとい著者が実験台となって、デパコスカウンター体験なんかをレポしてくれてるんで、我々は後に続くだけw
男性も女性も毛穴とか、シミとか気になるとこは一緒なんだなと思わせてくれます。
そして、美容は手を加えた分ちゃんと結果が出ることも分かりました。
美容でどれだけ人生を上げてくれたか、この表紙裏で分かります。
このイラスト最高(笑)