友人お勧めの漫画「リアル・クローズ」
舞台は百貨店
布団を売るならトップクラスの主人公が婦人服に異動になります。
服に関しては、全くの無知である主人公が奮闘する話です。
話は想像しやすい展開ですが、ときどき心にグサッとくるセリフが出てきます。
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恋人との結婚が決まり、仕事を辞める意思を伝えると上司はこう言います。
「仕事は筋肉なんだよ。サボったらもう一日一月一年、心も体もどんどん世界についていけなくなっちゃうんだよ」
いやまさに。
女性蔑視な発言をして、同僚から怒りをちょいちょい買う男性上司ですが、主人公の「仕事を辞めて彼についていく」という意思にこう言います。
「いいか?考えてみろ?オレが仕事をやめてだな。彼女について実家にいくって言ったらどう思うよ。おまえ‼」
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ヤングカジュアル担当になり、有能な同僚に相談する主人公。
同僚は、昔の自分を思い出してこう言います。
「考えてみりゃ(ヤングカジュアルなんて)まだ子供だもの。個性の確立なんてムリよね。仕事もお金も自由も責任も失敗も成功もしてないで、とりあえず『だれかになりたい‼』」
うわ~、そういうことだったのか~。
10代20代って、モデルとかアイドルとか誰かの真似をしたがるのって、自己の確立がされてないからなんだね~。
インスタで見つけたある成功した金持ち女性が「余裕のある女性にどうすればなれますか?」という質問にこう答えます。
「余裕とは、年齢を重ねて得られるものです。」
お見事な回答です。
働くっていつも迷いよね。
自分なりの答えを得て土台がしっかりしてこそ働きやすくなるんだろうな。